中学受験あれこれ③
2022年2月8日 ポケモンカードゲーム コメント (2)前回からの続きです。
◆子供のメンタル
塾に入るための事前準備しているガチ勢は除き、ほとんどの方は小3の冬からほぼ素の状態で塾がスタートします。今まで遊んでばかりの生活から勉強の習慣が身に付くまでは苦労すると思います。生活が激変し、テストの度にクラス替えなど子供にとっては相当ストレスに感じると思います。
長女の場合は、自ら塾に通いたいと言った手前、メンタル面で特に苦労した記憶もなく、受験会場でも特に緊張感もなく望んだと思います。とはいえ、受験会場で目の前のお子さんが嘔吐したようで、それには驚いたようです。
特に苦労はしていないといっても、直前で息切れしていたのは事実で、その要因は私にありました・・・。最初は親子間でうまくいっていましたが、徐々に歯車がズレはじめると子供の逃げ場がなくなってしまい、結果として勉強嫌いになってしまいました。
長男の場合、親の見込みとしては長女より勉強に向いていないであろうと思っていました。まぁ、頑張ってもY55程度が限界だと思っており、期待感ゼロからスタートしました。
当然のことながら塾のクラスは下位からスタート。宿題をやっているかのチェックを含め本人任せの放置状態。放置されることに危機感を感じたのか知りませんが、自由気ままな勉強スタイルを確立したようで、徐々にクラスが上がりました。出来ない状態から徐々に出来るようになり、1点差でクラスに上がれなかったことで悔しい経験もしつつ、3回目のクラス分け時点で上位クラスに駆け上がりました。
親の干渉がない中で受験をゲーム感覚で楽しんだことが型にハマっただけですかね。ちょっとした達成感をゲーム感覚で楽しんでいたと思います。小5ぐらいまで将棋教室に通っており、子供とはいえ強いものが正義みたいな世界観がありましたし、また、ポケカでも激戦を戦い抜いてきたので、そもそも競争することに耐性があったのかもしれません。
競争に対する耐性はありましたが、クラス分けのテストや模試は適度に緊張していたと思います。競争に関しては、受験後の中高生になってからも続きますし、大学、社会人になってからも続いていくものです。全ての競争に勝ち続けるのは困難です。どこかで妥協点を探ることも大切であると子供には伝えました。
長男にとって勉強に対するストレス解消は、ゲームだった思います。長女にはそれがなかった・・・。長男は受験前日、受験期間も含めて毎日ゲーム、マンガなどに2時間弱は費やしていたと思います。でもって、ポケカの遠征もしていました。塾に通いながらゲームすると本当に時間が足りない。ですから、長男は受験体験記にあるような規則正しい生活とは程遠いものでした。
毎日ゲームって信じられないと思われますが、勉強に対するモチベーションをゲームで維持していました。成績とは関係ない理由でゲームを封印していた時期がありました。封印に伴いその時間が勉強に向かうことはなく、他のことに置き換わるだけでした。封印期間の塾での成績は上がるどころかむしろ下がったと記憶しています。ゲームを封印するりむしろやらせた方がいいと考え、我が家では毎日ゲームをやらせることにしました。アメとしてゲームを使っていましたが、ゲームをしない方がいいという意見に対しては、その通りだと思います。ゲームと勉強の調和により成績は伸びましたが、今となってはゲームをやらなければもっと伸びたのではと思うことも・・・。
子供のメンタルと称しましたが、メンタル面とは程遠い内容となりました。以下、少しメンタル面について簡単に記載します。
ポケカのプレイスタイルを知る保護者の方は、長男について強心臓の持ち主と思っている方が多いと思います。しかーし、受験を通してみるとメンタル豆腐だったりします。特に受験直前に某学校の過去問の国語の点数が伸びずに受験直前にスランプに・・・。
長男の場合、当初1月受験は見送る予定でしたが、周りが1月受験をするとのことで焦り急遽1月受験からスタートすることに。1月受験はどこでもいいから合格することを条件としながらも、ぎりぎり通える範囲に設定しました。過去問もあまりやる余裕もない中で、合格をもぎ取りました。1月受験とはいえ、この合格による安心感はハンパないです。受験直前での精神的な波は、2月の本番を迎えるにあたり鍵となると思います。とはいえ1月に合格したとしても、完全に不安がなくなるわけではなく、少し楽になる程度でしょうかね。
受験を通じて感じたのは、一部の超越した子供は置いといて、勉強が出来ても悩みはあるし、出来なくても悩みはあります。
天才物理学者でも解けない難題があるように、それぞれの対場によって誰でも悩みは尽きないものです。子供が受験で思い悩んでいるってことは、頑張っている証拠でもあるわけで、その悩みが深ければ、そこから抜け出したときはその深さに応じた成長があるはずです。別に受験に失敗したって命まで取られるわけではないですし、いずれにしても自分で乗り越えるしかないですかね。とはいえ子供ですから、親が陰ながら支えることは必要でしょうね。とはいいつつ、受験に関しては放置していましたが・・・。
今回も長くなりましたがここまで。以下、の項目はまた後日。
◆各科目(算・国・理・社)
◆戦略
◆受験アイテム
◆最後に
◆子供のメンタル
塾に入るための事前準備しているガチ勢は除き、ほとんどの方は小3の冬からほぼ素の状態で塾がスタートします。今まで遊んでばかりの生活から勉強の習慣が身に付くまでは苦労すると思います。生活が激変し、テストの度にクラス替えなど子供にとっては相当ストレスに感じると思います。
長女の場合は、自ら塾に通いたいと言った手前、メンタル面で特に苦労した記憶もなく、受験会場でも特に緊張感もなく望んだと思います。とはいえ、受験会場で目の前のお子さんが嘔吐したようで、それには驚いたようです。
特に苦労はしていないといっても、直前で息切れしていたのは事実で、その要因は私にありました・・・。最初は親子間でうまくいっていましたが、徐々に歯車がズレはじめると子供の逃げ場がなくなってしまい、結果として勉強嫌いになってしまいました。
長男の場合、親の見込みとしては長女より勉強に向いていないであろうと思っていました。まぁ、頑張ってもY55程度が限界だと思っており、期待感ゼロからスタートしました。
当然のことながら塾のクラスは下位からスタート。宿題をやっているかのチェックを含め本人任せの放置状態。放置されることに危機感を感じたのか知りませんが、自由気ままな勉強スタイルを確立したようで、徐々にクラスが上がりました。出来ない状態から徐々に出来るようになり、1点差でクラスに上がれなかったことで悔しい経験もしつつ、3回目のクラス分け時点で上位クラスに駆け上がりました。
親の干渉がない中で受験をゲーム感覚で楽しんだことが型にハマっただけですかね。ちょっとした達成感をゲーム感覚で楽しんでいたと思います。小5ぐらいまで将棋教室に通っており、子供とはいえ強いものが正義みたいな世界観がありましたし、また、ポケカでも激戦を戦い抜いてきたので、そもそも競争することに耐性があったのかもしれません。
競争に対する耐性はありましたが、クラス分けのテストや模試は適度に緊張していたと思います。競争に関しては、受験後の中高生になってからも続きますし、大学、社会人になってからも続いていくものです。全ての競争に勝ち続けるのは困難です。どこかで妥協点を探ることも大切であると子供には伝えました。
長男にとって勉強に対するストレス解消は、ゲームだった思います。長女にはそれがなかった・・・。長男は受験前日、受験期間も含めて毎日ゲーム、マンガなどに2時間弱は費やしていたと思います。でもって、ポケカの遠征もしていました。塾に通いながらゲームすると本当に時間が足りない。ですから、長男は受験体験記にあるような規則正しい生活とは程遠いものでした。
毎日ゲームって信じられないと思われますが、勉強に対するモチベーションをゲームで維持していました。成績とは関係ない理由でゲームを封印していた時期がありました。封印に伴いその時間が勉強に向かうことはなく、他のことに置き換わるだけでした。封印期間の塾での成績は上がるどころかむしろ下がったと記憶しています。ゲームを封印するりむしろやらせた方がいいと考え、我が家では毎日ゲームをやらせることにしました。アメとしてゲームを使っていましたが、ゲームをしない方がいいという意見に対しては、その通りだと思います。ゲームと勉強の調和により成績は伸びましたが、今となってはゲームをやらなければもっと伸びたのではと思うことも・・・。
子供のメンタルと称しましたが、メンタル面とは程遠い内容となりました。以下、少しメンタル面について簡単に記載します。
ポケカのプレイスタイルを知る保護者の方は、長男について強心臓の持ち主と思っている方が多いと思います。しかーし、受験を通してみるとメンタル豆腐だったりします。特に受験直前に某学校の過去問の国語の点数が伸びずに受験直前にスランプに・・・。
長男の場合、当初1月受験は見送る予定でしたが、周りが1月受験をするとのことで焦り急遽1月受験からスタートすることに。1月受験はどこでもいいから合格することを条件としながらも、ぎりぎり通える範囲に設定しました。過去問もあまりやる余裕もない中で、合格をもぎ取りました。1月受験とはいえ、この合格による安心感はハンパないです。受験直前での精神的な波は、2月の本番を迎えるにあたり鍵となると思います。とはいえ1月に合格したとしても、完全に不安がなくなるわけではなく、少し楽になる程度でしょうかね。
受験を通じて感じたのは、一部の超越した子供は置いといて、勉強が出来ても悩みはあるし、出来なくても悩みはあります。
天才物理学者でも解けない難題があるように、それぞれの対場によって誰でも悩みは尽きないものです。子供が受験で思い悩んでいるってことは、頑張っている証拠でもあるわけで、その悩みが深ければ、そこから抜け出したときはその深さに応じた成長があるはずです。別に受験に失敗したって命まで取られるわけではないですし、いずれにしても自分で乗り越えるしかないですかね。とはいえ子供ですから、親が陰ながら支えることは必要でしょうね。とはいいつつ、受験に関しては放置していましたが・・・。
今回も長くなりましたがここまで。以下、の項目はまた後日。
◆各科目(算・国・理・社)
◆戦略
◆受験アイテム
◆最後に
コメント
良い方向に向かっている時は良いけど、ちょっとかみ合わない時に、どうするかですよね。
まずそれに気付けるかどうか、気づいた時に、どう動けるかですね。子育ては難しい。
親が思っているより、こどもにもよるのでしょうが、ゲームの存在がこんなに大きいとは思いませんでしたね。
まわりがやっていると焦りますよね、とりあえず、1校でも合格がもらえると精神的にかなりリラックスして、次の望めますよね。
④も楽しみです。
ゲーム好きなら将来ゲームに携わる仕事になりたいのかと思いきや、ゲームはやるのが楽しいのであってつくりたいわけではないようです。まぁ、何か特別な理由や環境にいない限り子供が将来何をしたいかなんて決められないと思います。
正解がない子育ては本当に難しいですよね(汗)