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JCS後の検証
2021年8月2日 ポケモンカードゲーム コメント (2)首都圏での新型コロナ感染者数が激増していますね。シティも開催場所によっては中止になっています。状況が落ち着いたら再開するようですが、特にジュニア、シニアは、開催場所が限られているので、再開する場合の場所や回数、開催人数を含めた公平性を担保した運営をして欲しいものと考えています。
CSPのランキングは来期まで持ち越しのようですが、前期のランキング上位にはWCSの権利を付与していることから、今期のCSP競争にそもそも参加されていない方もいますし、そもそもスタートダッシュポイントやシティ2のアディショナル参加予定が流れてしまった選手もいますので、正直なところ現在のCSPランキングは実態を反映していないと思っています。コロナ禍とはいえ以前のように大型大会を含めた競争に戻ることが理想ですかね。
さてさて、JCS後の環境を整理しています。上位のデッキが全て公開されているわけではないけど、JCS前の親子で共有していた認識のズレがあるかを確認する程度です。気になるデッキがあれば作成して検証しますが、今のところ家のデッキを微調整する程度ですので、環境に対する認識の大きなズレはなかったと思っています。環境の整理できているからといって勝てるわけでもないですが・・・。
JCSの結果に加えて、シティ3の動向は見守っています。シティに関しては、人数が少ないことや対戦相手による運の要素が大型大会よりも強く、地域格差があると思っているので、全てを鵜呑みにするのではなく、目利きのような視点が必要だと思っています。
次の大型大会は横浜ですが、コロナ禍で開催が難しくなるのでは?と思っています。我が家は参加しないものの、参加した場合はど~するのかなぁ~とは思っています。横浜大会までは、新しいセットは出るものの今のところ汎用性が高くないカードですので、JCSの頃と大きな変化はないと思います。
なお、JCSでの我が家の方針としては、対戦相手による相性リスクの低減を考慮しました。悪・超・闘の他主要デッキのバランスについては、以下のように考えていました。
◆黒馬
黒馬が出た当初から構築は複数パターン模索。JCSなど対戦回数を重ねる中で、悪タイプとの対戦が続く場合の勝率が厳しいので、我が家としては対戦相手の相性に左右されるリスクが大きいと判断。また、主流デッキであることによるミラーも避けたいと考えました。
◆テンタクル
チラチーノ型とメッソン型があると思いますが、個人的には序盤のスピード感等を考慮して後者を選ぶと思います。テンタクルは、デッキ選択としてはありかなぁ~と思いつつ、なぜかジュニアには3神が多い説と、黒馬が厳しいかつジュラルドン突破も難しいので見送り。
◆ムゲンダイナ
ガラルサンダーが1体なら何とかなるけど、複数いると無理。また、環境にいる闘タイプが入っているデッキが複数想定されることから、ムゲンダイナも対戦の相性に左右されると判断。
◆悪パーフェクション
シルヴァディに割いていた枠をガラルサンダーに置き換わった構築に変化しており、デッキの安定感を欠くようになったと感じたため見送り。
◆ブラッキー系統
ゲンガーを軸にしたタイプとウーラオスを軸にしたタイプで3パターンほど検証。終盤のスタンプや進化デッキが故の安定感、重たいデッキが複数想定されたため見送り。
◆連撃ウーラオス
超タイプが重いけど、上記に挙げたデッキに比べると対戦タイプのよる相性はなんとかなるかもと思っており、我が家の逃げデッキ候補でした。とはいえ、超タイプの相手に雪道があることも想定されやはり超タイプは重いと判断。
◆レック
モココ型を2タイプ、溶接工型を1タイプ作成。数年前のJCSでもそうでしたが、安定感に欠けることや、連撃ウーラオスが重いと判断。我が家の選択からは外れましたが、仮に使うのであれば、ミラー戦も考慮する必要もありますし、個人的にはスピードと火力の再現性の高さを重視してモココ型を選択すると思います。溶接工型を否定はしませんが、高火力を連打するのであればモココ型の方が優位だと思っています。
◆3神
ジュニアではなぜかこのタイプのデッキが依然と多いですが、個人的にはまだ無視してはいけないデッキだと思います。3神といっても構築に幅があり、JCSで我が家が選択したデッキは3神を取り込んだジュラルドンです。ジュラルドンについては、JCSで使った構築のほかより守備寄りに寄せた構築も試しました。我が家が使った3神ジュラルドンの構築上のリスクとしては、連撃ウーラオスがやや重いものの、相手が初見であれば突破できないと判断。また、黒馬も重いといえば重いけど、ザシアンの特性の上振れ可能性かつ、構築上の欠点をJCSの二日間であればピンで入れたカードのネタバレがなければ乗り越えられると判断しました。あとは、純粋な3神に対する後攻の場合が微妙でしたが、ムゲンダイナ、連撃ウーラオスが多い環境下で以前のような3神との対戦はないと判断しました。
というわけで、3神ジュラルドンを選択した要因としては、選択した場合のリスクが上記デッキの中でも相対的に低く、対戦相手による相性運を極力低くすることでした。
ミラー戦はないだろうと考えていましたが、実際は予選で1試合、トーナメントで1試合したのは想定外でした。予選で戦ったミラー戦は、負けました。想定していないミラー戦でしたが、要因としては後攻だったことや、こちら側の要所でのスタンプ後の相手の引きの強さ、また、前日に我が家で入れようと思っていたカードが入っていたことでした。やれることはやってのけ負けだったので仕方ないとのことでした。なお、トーナメントのBO3でのミラー戦は、相手2試合とも事故気味だったようですので、詳しい検証はできませんというか、運勝ちでしょうね。
3神ジュラルドンでTA獲得できました。初見殺し的な要素もあり、特に不利なデッキはなかったことから、デッキ選択は良かったと思います。盤面で相手を詰ますことや、デッキ構築上も『らしさ』があったと思います。準決勝で敗れはしましたが、仕方ない部分はあります。また、仮に決勝に上がった場合、優勝したジュニアのレックとは相性が悪かったので勝てないと思いますし、我が家が同じようなレックを握るかというと、レックを選択した場合のリスクから選べなかったと思います。そうそう、上記で羅列したデッキは主なデッキだけなので、その他気になるデッキは複数試してします。
今回のJCSでジュニアでの大会は最後になると思います。しばらく受験のためポケカから離れますが(環境分析はしていると思う)、ジュニア時代のほぼすべての大会で使ったデッキは多種多様かつ個性的なデッキを選択してきたと思います。個性的なデッキを使い続けたとことによって、ジュニアとはいえ『らしさ』を出せたと思います。ただ、『らしさ』を求めることは、諸刃の剣の要素もあるので、個人的にはあまりお勧めしません。環境の中心デッキを使って結果を出すことを優先した方がWCSへの近道だと思います。環境の中心を理解して次のステップに進むのであれば、『らしさ』を求めることでより強くなると考えています。
ではでは!
CSPのランキングは来期まで持ち越しのようですが、前期のランキング上位にはWCSの権利を付与していることから、今期のCSP競争にそもそも参加されていない方もいますし、そもそもスタートダッシュポイントやシティ2のアディショナル参加予定が流れてしまった選手もいますので、正直なところ現在のCSPランキングは実態を反映していないと思っています。コロナ禍とはいえ以前のように大型大会を含めた競争に戻ることが理想ですかね。
さてさて、JCS後の環境を整理しています。上位のデッキが全て公開されているわけではないけど、JCS前の親子で共有していた認識のズレがあるかを確認する程度です。気になるデッキがあれば作成して検証しますが、今のところ家のデッキを微調整する程度ですので、環境に対する認識の大きなズレはなかったと思っています。環境の整理できているからといって勝てるわけでもないですが・・・。
JCSの結果に加えて、シティ3の動向は見守っています。シティに関しては、人数が少ないことや対戦相手による運の要素が大型大会よりも強く、地域格差があると思っているので、全てを鵜呑みにするのではなく、目利きのような視点が必要だと思っています。
次の大型大会は横浜ですが、コロナ禍で開催が難しくなるのでは?と思っています。我が家は参加しないものの、参加した場合はど~するのかなぁ~とは思っています。横浜大会までは、新しいセットは出るものの今のところ汎用性が高くないカードですので、JCSの頃と大きな変化はないと思います。
なお、JCSでの我が家の方針としては、対戦相手による相性リスクの低減を考慮しました。悪・超・闘の他主要デッキのバランスについては、以下のように考えていました。
◆黒馬
黒馬が出た当初から構築は複数パターン模索。JCSなど対戦回数を重ねる中で、悪タイプとの対戦が続く場合の勝率が厳しいので、我が家としては対戦相手の相性に左右されるリスクが大きいと判断。また、主流デッキであることによるミラーも避けたいと考えました。
◆テンタクル
チラチーノ型とメッソン型があると思いますが、個人的には序盤のスピード感等を考慮して後者を選ぶと思います。テンタクルは、デッキ選択としてはありかなぁ~と思いつつ、なぜかジュニアには3神が多い説と、黒馬が厳しいかつジュラルドン突破も難しいので見送り。
◆ムゲンダイナ
ガラルサンダーが1体なら何とかなるけど、複数いると無理。また、環境にいる闘タイプが入っているデッキが複数想定されることから、ムゲンダイナも対戦の相性に左右されると判断。
◆悪パーフェクション
シルヴァディに割いていた枠をガラルサンダーに置き換わった構築に変化しており、デッキの安定感を欠くようになったと感じたため見送り。
◆ブラッキー系統
ゲンガーを軸にしたタイプとウーラオスを軸にしたタイプで3パターンほど検証。終盤のスタンプや進化デッキが故の安定感、重たいデッキが複数想定されたため見送り。
◆連撃ウーラオス
超タイプが重いけど、上記に挙げたデッキに比べると対戦タイプのよる相性はなんとかなるかもと思っており、我が家の逃げデッキ候補でした。とはいえ、超タイプの相手に雪道があることも想定されやはり超タイプは重いと判断。
◆レック
モココ型を2タイプ、溶接工型を1タイプ作成。数年前のJCSでもそうでしたが、安定感に欠けることや、連撃ウーラオスが重いと判断。我が家の選択からは外れましたが、仮に使うのであれば、ミラー戦も考慮する必要もありますし、個人的にはスピードと火力の再現性の高さを重視してモココ型を選択すると思います。溶接工型を否定はしませんが、高火力を連打するのであればモココ型の方が優位だと思っています。
◆3神
ジュニアではなぜかこのタイプのデッキが依然と多いですが、個人的にはまだ無視してはいけないデッキだと思います。3神といっても構築に幅があり、JCSで我が家が選択したデッキは3神を取り込んだジュラルドンです。ジュラルドンについては、JCSで使った構築のほかより守備寄りに寄せた構築も試しました。我が家が使った3神ジュラルドンの構築上のリスクとしては、連撃ウーラオスがやや重いものの、相手が初見であれば突破できないと判断。また、黒馬も重いといえば重いけど、ザシアンの特性の上振れ可能性かつ、構築上の欠点をJCSの二日間であればピンで入れたカードのネタバレがなければ乗り越えられると判断しました。あとは、純粋な3神に対する後攻の場合が微妙でしたが、ムゲンダイナ、連撃ウーラオスが多い環境下で以前のような3神との対戦はないと判断しました。
というわけで、3神ジュラルドンを選択した要因としては、選択した場合のリスクが上記デッキの中でも相対的に低く、対戦相手による相性運を極力低くすることでした。
ミラー戦はないだろうと考えていましたが、実際は予選で1試合、トーナメントで1試合したのは想定外でした。予選で戦ったミラー戦は、負けました。想定していないミラー戦でしたが、要因としては後攻だったことや、こちら側の要所でのスタンプ後の相手の引きの強さ、また、前日に我が家で入れようと思っていたカードが入っていたことでした。やれることはやってのけ負けだったので仕方ないとのことでした。なお、トーナメントのBO3でのミラー戦は、相手2試合とも事故気味だったようですので、詳しい検証はできませんというか、運勝ちでしょうね。
3神ジュラルドンでTA獲得できました。初見殺し的な要素もあり、特に不利なデッキはなかったことから、デッキ選択は良かったと思います。盤面で相手を詰ますことや、デッキ構築上も『らしさ』があったと思います。準決勝で敗れはしましたが、仕方ない部分はあります。また、仮に決勝に上がった場合、優勝したジュニアのレックとは相性が悪かったので勝てないと思いますし、我が家が同じようなレックを握るかというと、レックを選択した場合のリスクから選べなかったと思います。そうそう、上記で羅列したデッキは主なデッキだけなので、その他気になるデッキは複数試してします。
今回のJCSでジュニアでの大会は最後になると思います。しばらく受験のためポケカから離れますが(環境分析はしていると思う)、ジュニア時代のほぼすべての大会で使ったデッキは多種多様かつ個性的なデッキを選択してきたと思います。個性的なデッキを使い続けたとことによって、ジュニアとはいえ『らしさ』を出せたと思います。ただ、『らしさ』を求めることは、諸刃の剣の要素もあるので、個人的にはあまりお勧めしません。環境の中心デッキを使って結果を出すことを優先した方がWCSへの近道だと思います。環境の中心を理解して次のステップに進むのであれば、『らしさ』を求めることでより強くなると考えています。
ではでは!
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コメント
本当に相性リスクを避け、良いデッキを握りましたよね。
うちはそこまで煮詰められなかったから、上の子も下の子も思いっきり、相性差に左右されるデッキで勝負でしたからね(笑)
予選でのミラー対決負けても、決勝トーナメントに行けるあたりは、もっていますね。
この分析力はさすがですね。ぜひ、うちの参謀役にどうですか?(笑)
「らしさ」を前面に出した形でお願いします。
もう一度あってもうちもレックは握らなかったかな・・・。
返す返すもTAおめでとうございます。
WCSの権利を与えるシステムは、権利を持っている立場ではありますが、どうなのって感じです。
JCS予選のミラーは、後攻だったものの相手がサイド5枚取ってからのスタンプでボスを引かれて負け、引かれなければ勝ちといったとのことだったので、やることはやっての負けですし、何よりも遠くから見ていてお互い楽しそうだったのが印象的でした。
大会で結果を出すときは、事前準備も大切ですが、持っていることも大切でしょうね。運ゲー要素ありますし。とはいえ、今回予選で対戦したデッキであれば、8~9割ぐらいの確率で予選は突破できると思っていました。トーナメントは、当たり運もありすが、今回のマッチングでいえば、かなりの確率でTAを取れたと思います。子供のプレイングというよりも、デッキ相性で優位でした。
参謀といってもうちの場合は、子供のプレイングに依存している部分もあるので、実際に参謀になると役に立たない可能性が高いですよ。でも、『らしさ』は発揮できると思います(笑)
レックを使うのであれば、連撃ウーラオスをもっと意識する構築にするのと、戦略にもっと幅を持たせたいけど、連撃ウーラオスは意識しても難しいかもです。
皆さんの支えがあってのTAですので、WCSに向けて粛々と環境を分析していこうと思います。