CL:Jr.シーズン③、千葉大会スタンにおける我が家のデッキ選択に至る経緯です。

環境が多様化しており、デッキ選択が難しい反面、どのデッキもチャンスがある環境です。すいません、どのデッキにもチャンスがあるのは嘘で、可能性があるにします(笑)
このような環境の中で中途半端なダメージを与えるデッキは、生き残るのは厳しいと考えており、環境トップのポケモンを弱点込みでもワンパンできる火力が最低でも1回は必要と考えました。ワンパンできない構築の場合は、妨害しつつワンチャン狙えるデッキ構築であれば選択できると考えました。

今回の大会における環境の中心は、ピカゼク、カラマネロ系統、サンダー系統の3系統で、中でもピカゼクは火力、スピードが速いことから一番多いであろうと思っていました。以下、3系統についての我が家の捉え方です。

★ピカゼク
ミラー対戦を意識してより高速化しており、先行ならば2ターン目、後攻なら1ターン目にフルドライブが出せる構築がほとんどだと思います。一方で、当初の構築から高速化したことにより、ジラサンに弱くなっていると感じていました。
環境トップと考えられることから、ミラー戦での対応を考えましたが、明らかにミラーに優位になるわけでもなく、またトップデッキが故にメタられることが多いと考えました。
ピカゼクを使う場合、GX技でサイドを5枚、場合によっては6枚取りを狙いたいと考え、その下準備としてダメカンをバラまく必要性を感じていました。サンダースGX入りのピカゼク構築を参考に我が家でもサンダースGXを採用。サンダースを採用することにより、ジラサンに対しても戦える構築になったと思います。

しかーし、サンダース入りの構築のピカゼクが、千葉大会の直前に有力プレイヤーからレシピがアップされました。有料記事を購入していませんが、レシピが公開されており。我が家の構築と似ていたことからピカゼクを使う場合、使わない場合でも他のデッキの動き方など解説されているだろうと思い、千葉大会における我が家ではマイナスに作用しました。有料記事を載せた方は面識もありますので、このやろーではなく我が家にとって記事がアップされたことによってネタバレしたかもという意味でのマイナス作用です。

★カラマネロ系統
ウルネクを中心にカラマネロ系統のデッキはギラマネロ、ゲンミミなど複数あります。我が家では5パターンほど検証し、最終的に2パターンに絞り込んで、そこからピンで1枚入れたり抜いたりと微修正しました。カラマネロ系統は強いデッキですが、ピカゼクに対して対策して互角、ないし優位となることから、対策している時点で王者デッキではなく、また、カラマネロが倒されると機能しないケースが多く、デッキ構築としてスキが多いと判断。ジラサンも対策可能ではありますが、対策していても決してジラサンに強いわけではないと思っています。

★サンダー系統
一般的にジラサンと呼ばれているデッキです。我が家ではサンダー系統のデッキは、ジラサン基本エネ、ジラサンUB特殊エネ、ジラサンUB基本エネ混合+α、サンダーサンダースの4タイプを検証。いずれのデッキも汎用性が高く、環境デッキに対応できる構築です。進化系統のポケモンに強く、火力も高く、メタカードをピンで入れることもでき応用力が高く、大会で使う有力候補と考えました。主に4タイプを検証しつつ、その中でもジュニア向けの構築と、オープン向けの構築を使い分けていました。
ジュニア向けの構築では、ピカゼク、ウルネクに強い構築にしていますが、フェロマッシが厳しいと感じていました。千葉大会で使う場合、フェロマッシも意識する必要があり、ピンで入れているポケモンやエネの配分を含めて構築を修正しています。

上記、3系統がトップと考えており、前述の通りピカゼクの数が多いと考えていました。どのタイプもお互い勝てると思い込んでいますが、個人的にはジラサンは汎用性が高く、3系統の中でプレイ+構築次第で勝ち残れると考えていました。
プレイが甘いジュニア環境であれば、どのタイプのジラサンを使っても結果が出るであろうと考え、CLジュニア③ではジラサンを使ってベスト4になりました。準決勝で敗れましたが、デッキのポテンシャルは悪くないと思っており、5回やったら少なくとも1回は優勝できると思っていますが、他の方もみな同じ思いかもしれません(笑)

その他に検証したデッキは以下の通り。

◆初見デッキ
ニンフサナのような初見デッキは、一度ネタがばれると、ブロアー、バリヤードなどで対応されます。フルメタルウォールが発売され、シティリーグが何度か開催されたことからシティリーグ、千葉大会において初見デッキはないと判断。でもでも。千葉大会の結果を見るとメルカリ、ラフレシアがいたので、私の分析は甘かったと思います。
千葉大会の準優勝のメルカリ構築は、全くのノーマークでした。が、ラフレシアに関しては、とーしんさんのカエループ構築からヒントを得て、ラフレシアを家で検証していました。天才デッキビルダーではないので、我が家のラフレシア構築だとエネ供給に課題があることや、我が家でサンダーズGXを採用している構築を模索していたこともあり、見送ることにしました。

◆バラマキ
我が家のバラマキ構築は主に4タイプ。現在の環境を踏まえると、やや肩身が狭くなってきていると感じていました。ジュニアであれば、まだ使えそうな構築はありますが、環境デッキの検証においてスキが多く、千葉大会のような長丁場で使うデッキではないと判断しました。

◆LOデッキ
ドサイドンLOを主に検証。ピカゼクに対してLOを狙えるケースと、殴っていくケースがあり、後者の場合のサイド3枚目以降のプランが難しいと判断。

◆デンジムシ系統
3パターンほど検証。ジラサンが増えてきている環境では使いにくいと判断。

◆ニンフサナ
各デッキでブロアー2枚、バリヤード、スタジアムで対策しており、使うのは難しいと判断。対策していても、対戦したくないデッキの1つです。使うのは難しいと思ってはいましたが、初見デッキとして終わらせるには勿体ないと考えており、構築としては3パターンほど検証しました。
前日の夜に試行錯誤して、ピカゼクがやや重いけど五分、ウルネク、ジラサンにはまぁ勝てる。フェロマッシにも勝てると判断しました。

◆ルガゾロルカリオ
ピカゼクには勝てるやろーといった構築です。

◆その他
リザードンはジラサンや2進化ゆえの事故、セレバナはリザードンなど炎が一定数いると判断。その他、祠マッシなどなど実際にデッキを作成して検証したデッキはたくさんあります。

以上を踏まえ、千葉スタンダードの最終候補として残したデッキは、以下の通り。
①ピカゼク
②ギラマネロ
③ジラサンUB特殊エネ
④ジラサンUB特殊エネ+基本エネ混合
⑤ニンフサナ
⑥ルガゾロルカリオ

ジラサンは2種類あることから千葉のオープンで使う候補として有力で、子供も最初はその予定でした。我が家のジラサンは、ピカゼク、ウルネクを意識しているため、この2系統には強いと思っています。一方で、フェロマッシにはメタカードを入れているものの、さほど勝率が高いと感じていませんでした。底堅くCSPを獲得していくには、ジラサンを選択すべきだったと思いますが、一発逆転の可能性があるニンフサナを選択することにしました。

千葉ではイマイチな結果に終わりました。子供のプレイをちらりと見ましたが、そもそもよそ見が多く、プレイヤーとしての資質に欠けていました。惨敗したことで、良い方向に修正できたらと前向きに捉えることにで、我が家の千葉大会の総括とします。

4月の京都まで時間があるので、千葉大会で結果を残したレシピ、結果を残さなくても可能性を感じるレシピの検証をすることにします。

ではでは、皆さんお疲れ様でした。

コメント

ヨシ
2019年2月18日17:23

確かに最近は、有料記事の影響を少なからず感じていますね。

そうなんですよね、カラマネロと言っても、相方次第では、他のデッキとの相性が全然違ってきますからね・・・。
うちは、エクストラだったので、このスタンダードの検証は大変参考になりました。
有料記事で、大会前に環境読み&最強デッキレシピ&検証結果出してくれたら、購入しますよ(笑)

ぽけお
2019年2月18日18:16

自分が温存したネタを大会の直前になって出されることは、各プレイヤーの情報戦であることから仕方ないと思っています。我が家に影響を与えた記事を買っていないので分かりませんが、有料記事を皆がどう解釈するかですよね。

大会前の環境予想は興味がありますが、大会後の記事は、毎月新弾が発売されて環境が動く状況では、買いにくいと思っています。毎月新弾が発売される中で、各プレイヤーが考えるレシピ10~20種類と各レシピの改良案を含めた考察があれば買ってしまいそうですが、いずれ誰かがやると思います。

我が家の大会前の環境読みと自称最強レシピは、有料にするほど価値はないですよ(笑)

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